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PM(Program Monitor)

PM(Program Monitor)は、TSO/ISPFのコマンド・シェルの基で実行されるプログラムのインタラクティブ・デバッガーです。デバッグ対象のプログラムは、PMによって制御されるサブタスクとして実行されます。

PMにはプログラムの実行を中断するブレーク機能があり、任意の位置(SVC命令(SVC 202)の埋め込み)もしくはABEND時にプログラムの実行を中断して、内蔵されたSV(Storage Viewer)機能によってその時点のPSWや汎用レジスターおよび実行中プログラムのメモリー内容がISPFパネルで表示されます。

PMと内蔵されたSV機能によって、面倒なダンプ解析に代わりパネルに表示されるレジスター内容と仮想メモリー内のデータによって効率的なアセンブラー・プログラムのデバッグが可能になります。また、出口ルーチンなどをメンテナンスするなどで、アセンブラー・プログラミングのスキルを向上させたりする際のプログラミング・ツールとして利用すれば、簡単にCPU命令やAPIマクロの動きや実行結果を見ることができ、より効率の良い学習に有用です。


表示パネルサンプル


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ダウンロード

pm_r11c.zip(z/OS用)
    ZIP形式の圧縮ファイルです。PCにダウンロード後、適当なフォルダに解凍して下さい。「PMオペレーション・ガイド.htm」がリファレンス・マニュアルです。お使いのWebブラウザーで参照して下さい。メインフレームへのインストール手順は「PMインストール・ガイド.pdf」に記載されています。